最強ヒーリングコミックARIAを語ります!【第1回】

どうも枕屋です。

今日は天野こずえ先生の作品『ARIA』をとにかく語ります!

※思いのたけをツラツラと書いていきますので、ガンガンネタバレします!ネタバレを見たくない方は残念ですがここでお引き取り願います。

注意

この先はネタバレを含みます!

わたくし、ARIAが大好きなのです!マンガ・アニメネタでブログ記事を書くとしたらARIAしかないだろうな、というくらいの勢いです!

作品概要ですが、テラフォーミングされた時点で加勢が舞台で、そこには地球のヴェネツィアをそっくり再現、移設されたというネオヴェネツィアという都市があります。このネオヴェネツィアの街で、1人前のウンディーネ(=プリマ)を目指す半人前ウンディーネである主人公、水無灯里を中心に物語が展開します。そして水無灯里が所属するウンディーネの会社『ARIAカンパニー』の先輩社員であるアリシアさんという方も主要キャラのひとりです。ちなみにウンディーネとは、ネオヴェネツィアでゴンドラを使って町中を案内する観光業の案内人のことです。ただし、女性限定です。リアルのヴェネツィアにもゴンドラ観光ありますよね!あれです。私も乗ったことがありますが、男性のゴンドリエーレですがカンツォーネを歌ってくれました!ARIAの話に戻しますが、その他のメインキャラとしては、灯里の同期の藍華、ちょい後輩のアリス。アリシアさんの同世代の晃さん、アテナさんがいます。さて、概要はこのくらいでしょうか。

彼女たちの織り成すエピソードがとても心温かまるものばかりで、ARIAはヒーリングコミックと銘打たれています。

10年前ですが、本家ヴェネツィアにも旅行で行っております!おもて向きは聖地巡礼ではなく、単に友人たちとの旅行ですが(笑)

昨年2021年はアニメ放送開始15周年企画の蒼のカーテンコール第2幕、最終章が盛り上がりましたね!もちろん私も前売券を買って劇場へ足を運びました。

そもそも2015年に蒼のカーテンコールが発表された時点でとんでもない衝撃だったんですよね。漫画もだいぶ前に完結して、アニメ3期も原作の最後まで無事に完走。完全に『大好きな作品が終わった…』というお通夜モードだったものが、数年振りに急に息を吹き返したのです。それはもう青天の霹靂、とんでもないニュース(いい意味で)でしたよ!ファンは超歓喜です!またみんなに会える、あの世界の続きにいける!どれほど嬉しかったことか…!

そうそう、ARIA原作はもちろん大好きで全巻揃えていますが、アニメもとてもいいんです!アニメからも原作愛が伝わってきます。それどころか原作では描かれなかったシーンを保管しており、これがまだ最高なんです。漫画とアニメ、セットで歩んできた作品でもあるんですよね。アニメから原作への逆輸入キャラがいたり、原作の人気エピソードがアニメで最強エピソードくらいに化けたり、あぁもう最高です。思い出しながら書いてるだけで泣けてきます。マジです。

あぁ、何から語ればいいのだろうか。思いが溢れすぎて整理がつかないです。

とりあえず今日のところは、私が考える最強エピソード『1選』をご紹介しようか。

最強なんだから、文字どおり『1選』ですよ!

 

わたしが考える最強エピソード

『そのオレンジの日々を…』

うぅ…書こうと思ったら涙が溢れてブログが進まない…っ!(お恥ずかしながらガチです)

今回はあえてアニメエピソードのタイトルで引用しました。

漫画原作6巻収録26話『オレンジな日々』

アニメ第1期 11話『その オレンジの日々を…』

ファンからしたら順当なランキングなのではないでしょうか。やっぱりこれだよね!って声が聞こえてきます。(異論は認めます!)

漫画はもちろん大好きなエピソードですが、これがアニメニなって大化けしてもう涙腺崩壊です。アニメ放送は第1期なので2005年の秋アニメとして放送してました。

2005年の枕屋少年はというと、ちょうど青春真っ盛り(こじらせ)でした。そんな当時でさえこの話で泣いていました。それは、たぶん灯里の立場でそれを聞いたからだと思います。

それが、なんと大人になってからの方がこの話をより肌で理解できるようになるんです。それはたぶんアリシアさんの立場でその意味が理解できるからだと思います。

この先輩ウンディーネ方の言葉に、どれほど心が揺さぶられたことでしょう。

これは、時間と共に変わっていくもの、そんなことに想いを馳せるエピソードです。

後輩ウンディーネ3人は、先輩方が自分達と同じように一緒に合同練習をしていたという昔話を聞きます。そして自分達も、今は毎日会えているけれど、いつかはそれぞれの道を進んでなかなか会えなくなる、そんな寂しさを想像している様子。

でも、先輩ウンディーネたちはそうじゃないとその不安を一蹴するのです。

アリシア『あの頃の楽しさにとらわれて、今の楽しさが見えなくなっちゃったら もったいないものね』

晃『あの頃は楽しかった、じゃなくて、あの頃”も”楽しかった、だな』

アリシア『今楽しいと思えることは、今が一番楽しめるのよ』

アテナさんは、可愛い後輩ができたので今もまんざらじゃない、とのこと。

アリスちゃん赤面(笑)

 

そして、最後に灯里が藍華とアリスと別れるシーン。

ここで流れる最強挿入歌『シンフォニー by 牧野由依』。セリフはしばらく無いままBGMが流れ、少しずつ不安そうな、寂しそうな表情へ変化していく灯里と、映像の間。これほど惹き付けられるアニメーションはあっただろうか!(反語)  こんなん泣くやんフツー!こんな演出ある!?

このシーンが、わたしの頭と心からもう消えんのです。

アニメ放送当時の枕屋少年は、初冬の深夜で布団に潜りながら、自室のテレビデオでリアルタイムでひとりこの話を見て、ラストシーンで泣いておりました。(笑)  この衝撃は忘れられないですねぇ。

学校を卒業したら友人たちと離れ離れになって、なかなか会えなくなるんだろうなぁ、みたいなことを想像をして、ラストシーンの灯里と同じような不安・寂しさを懐いていたように思います。

でも、今となってはやはり先輩ウンディーネの意見が良くわかりますね。

こうして大人になりましたが、私もいろんな出会いと別れを経験してきました。コミュ障なのでそれほど多くはないですが(笑)   結婚もして、当時の枕屋少年が想像もできなかったほど今が最高に幸せで楽しいです。(仕事は辛いです!笑)

いままでを思い返すと、もちろん辛いこともありましたが、それと同じぐらいその時々に楽しいこと、嬉しいことが確かにありました。だからこそ、先輩ウンディーネたちの言葉が自分事として良く分かるのです。

アニメ版では出てこなかったのですが、マンガ版でのアリシアさんの最後の発言に、このエピソードの肝のすべてが詰まっていると思いまます。そのセリフがこちら。

「だから いずれは変わっていく今を この素敵な時間を 大切に ね」

そしてのこのエピソードで気づかされたメンタリティは、ARIAの最終回へも繋がっていく、とても大事なものなんですよね。

ここまで私の一人語りを読んでくださった方、ありがとうございました。

私としてもスッキリです!

 

さて、ARIA 蒼のカーテンコール最終章「ARIA The BENEDIZIONE」のBlu-rayは2022年8月24日(水)に発売されます!

今年もまだまだ企画が目白押して勢いの衰えを見せません。

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