どうも、枕屋です。
今日はアイテム紹介です。
イヤホンブランド「AVIOT」の「TE-BD21j-ltdpnk(通称ピヤホン5)」をご紹介します。(注:「AVIOT」はプレシードジャパンのブランド名になります。)
私は、初代ピヤホン「TE-BD21f-pnk」を以前まで使用しており、ピヤホンはこれで2機目となります。
ちなみに初代は今年故障したため、買い換えたという経緯になります。2年くらいは使えました。
そんなわけで、今回は初代ピヤホン「TE-BD21f-pnk」とピヤホン5「TE-BD21j-ltdpnk」との比較という比較も最後にご紹介したいと思います。
TE-BD21j-ltdpnk(ピヤホン5)の基本情報
まず、AVIOTの「TE-BD21j-ltd」という既存モデルがあり、これを凛として時雨のピエール中野氏がカスタマイズしたコラボレーションモデル、という位置づけになります。
ベースモデル「TE-BD21j-ltd」の仕様
- 音楽連続再生最大9.5時間。充電ケース込最大45時間
- 最大通話6時間
- バッテリー容量:イヤホン片耳50mAh / ケース500mAh
- イヤホン本体充電時間:約1.5時間
- 外音取り込みモード(アンビエントモード)
- 高品位MEMSマイク
- IPX4相当
- イヤホン探知機能
- ハイレゾ再生
- ハイブリッドトリプルドライバー
- 本体タッチセンサー
- マルチポイント機能
- 専用アプリ対応
- 充電ポート:USB Type C
- 公式価格:19,800円(税込)
ベースモデル「TE-BD21j-ltd」とピヤホン5「TE-BD21j-ltdpnk」との違い
- ピエール中野氏による独自のサウンドチューニング
- ピエール中野氏のオリジナルロゴを採用したデザインとオリジナルカラーリング
- オリジナルパッケージデザイン
- アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」常守朱(CV:花澤香菜)/ドミネーター(CV.日髙のり子)をボイスガイダンスに採用**
- コラボモデル専用 特別ポーチ付属
- 公式価格:26,950円(税込)
**ドミネーター(CV:日髙のり子) バージョンのボイスガイダンスは、専用アプリ「AVIOT PNK CHANGER」による切り替えが必要です。
このように、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」ファン、ピエール中のファンにはたまらない一品となっております。
ピヤホン5の評価
ここで実際に使用している私の所感を申し上げます。
高評価ポイント
ひとことで言ってしまえば「評価できるのは音だけ」です。
音の良さはさすがです。ピエール中野モデルは伊達ではありません。その点においては一切の妥協なく、また信頼を裏切らないクオリティです。初代ピヤホンの時でもすでにびっくりするほどの音質で感動したのですが、今回はそれにさらに磨きがかかりました。音がきめ細かに拾え、今まで聞こえなかった音がクリアに聞こえます。(もちろん音源側の音質にもよります。)
低評価ポイント
これは音以外すべて、と言ってしまいたいくらいの気持ちです。初代ピヤホンから比べたらかなりがっかり。これはピヤホン5だからというのではなく、そもそものベースモデル「TE-BD21j-ltd」の問題と言えます。ユーザビリティ、扱いやすさという面でひどいですね。スペック上の機能は色々入れて高級使用感を出していますが、それが実際に有効に活用できるのか、という話です。
低評価ポイントをざっと挙げると、
- イヤホン本体に電源オン・オフがない。
- イヤホンがケースから取り出しにくい
- ケースに入れてるとずっと充電している。
- スペック上の「充電ケース込最大45時間」には全く届かない総稼働時間(もちろん新品で。)
- タッチセンサーが、逆に誤タッチのリスク大
- アンビエントモード(外音取り込み)のクオリティが中途半端で不要。
たとえば、価格comで「TE-BD21j-ltd」のレビューを見て貰えば同じようなコメントが出てきます。
私の実体験として、通勤時にイヤホンを使用しているのですが、通勤は片道1時間、平日の週5日勤務です。単純計算で1週間の往復で10時間分の充電があればいいのですが、なんと金曜の夜、帰りにイヤホンを使おうとしたらイヤホン本体もケースの充電切れて全くつかないのです。そんなばかな!?って思いますよね。私は思いました。もう数ヶ月使用していますが、ずっとこんな感じで特に変わることはありませんでした。今では週の半ばでケースごと一回フル充電をしなくては、1週間の通勤に持ちません。
おそらくですが、「ケースに入れてるとずっと充電している」件と「充電ケース込最大45時間」には全く届かない総稼働時間」は一つの原因から派生している関連した問題です。
どうやらその原因は、ケースに入れた時のイヤホン本体とケースの端子の接触の悪さようです。これは価格comでもコメントが寄せられています。
どういうことか。
接触が悪い=接触が切れる、するとイヤホン本体はケースから取り出したのと同じ状態とみなされ、自動でBluetoothの接続先を探します。登録済みの相手がいなければ勝手にペヤリングを開始します。でもペアリングの相手はいないのでずっとペアリング検索状態が続くため、これでイヤホンのバッテリーがどんどん消費されます。その状態で数分経つと、ペアリングの相手無しと判断して電源オフとなります。
しかしこのケースとの接触の不安定さから、何かの拍子に充電開始⇒接触切れるを繰り返すと、延々とペアリングを探し続けバッテリーを食うことになります。そしていつの間にはケースの充電も使い果たしてしまうのです。
これは個体差による不良なのか、仕様上こういうものなのか。
メーカに連絡して交換してもらったという話も聞くので、ダメもとで私も公式サポートに問い合わせてみようと思います。
「TE-BD21f-pnk」と「TE-BD21j-ltdpnk」の違い
これはピエール中野モデルかどうかは関係なく、そもそものベールモデルの違いの話になってきます。
表にまとめてみました。
あくまで個人的な使用感に基づいていますが、真面目に作りました。
先述のイヤホンとケースの接触の悪さに起因する扱いづらさがかなりネックです。音は本当にいいし、ケースついてはコンパクトさはGOODですが、それが逆にイヤホンの取り出しにくさに繋がっているというジレンマ。またケースはジュラルミン削りだしのため高級感があって好きです。
さいごに
ピヤホン5は安くない買い物です。この接触不良で非常にストレスを抱えておりますが、このまま泣き寝入りするのも悔しいので、サポートセンターへ交換の問合せをしてみようと思います。
交換後、別個体なら改善されたのかどうかも、追ってご報告したいと思います。
では、また!
【追記】
先述の「さいごに」でサポートセンターへ問合せをした、その後日談をお伝えします。
サポートセンターに症状などを詳細に連絡したところ、二つ返事で代替品と交換します、との連絡がありました。これは素早い対応で好感が持てます。
そして1週間も待たずして代替品が届きました。
そこで、まずは1週間を普段通りに使ってみることにしました。
当初購入した個体であれば、イヤホンとケースのバッテリーが1週間もたず空っぽになっていました。金曜日の退勤時にはバッテリーが空でイヤホンが使えないという有様。
さて、これは改善されているのか、1週間の勝負です。
その結果は・・・!?
バッテリーが残っている!!
まともに使える製品で安心しました。
改善されたのでしょうか?
私が最初に買った個体が運悪いハズレだった、という可能性もありません。
真相は不明ですが、とりあえず当初購入した不良品はメーカーの指定送り先へ返品しました。
これで、なんとは私のAVIOTに対する怒りは多少落ち付くことになりました。
そして今回勉強になったのが、案外不良個体を引くもんだな、ということ。そして面倒でも泣き寝入りせずメーカへきちんと連絡して相応の対応を取ってもらうことの大切さを痛感しました。
不良個体、家電は確かに避けられないリスクですよね。価格.comでいろんな家電のレビューをよく見ますが、たまーに製品の具合が悪いレビューを書かれていて低評価をつけるような人がいます。今回の私がまさにそれでした。まさぁ不良個体になんて当たらないだろう、そう高を括っていたのかもしれません。そんなことはありませんでしたね。
もしくは、初期ロットは不具合だらけで、次のロットからはそれらがこっそり改善された、ということも十分ありうる話だと思います。購入者からしたら判断のつかない話ですが。とにかく一度、メーカへ掛け合うことが大事ですね。
では、また。