【アイテム紹介】最強時短家電はやっぱりパナソニックの食洗機

どうも、枕屋です。

今日は我が家で大活躍している食洗機のご紹介です。

食洗機(食器洗い乾燥機)と言えば、3大時短家電(ロボット掃除機、全自動洗濯乾燥機、食洗機)のうちの一つです。

我が家では、3大時短家電のうち2つ、食洗機とロボット掃除機(ルンバ)を導入済みですが、食洗機の満足度はとんでもなく高いです。

使用して1年半以上経ちますが、購入金額以上の精神的メリットを享受しております。食器洗いから解放されたのがとてもうれしいです(笑)

時短になるし、冬場はつらい水仕事が減ることになるしで大助かりです。

そんな我が家で購入した食洗機はPanasonicの「NP-TH4」です。Panasonicのレギュラータイプの3種類のうち、ミドルクラスの製品です。

食洗機を選ぶ際の検討ポイント

今は卓上型食洗機はかなりの種類が各社から発売されていますが、どういう理由でPanasonicの「NP-TH4」を選んだか、私なりの考え方をご紹介します。

大は小を兼ねる

最初はこれですね。サイズの検討です。もちろん価格と設置スペースとの相談にはなりますが、大は小を兼ねる。これほど食洗機にピッタリは言葉はないと思います。これは購入後、1年経った今も実感しています。可能な限り大きいサイズを買った方が後々の後悔は少なくなると思います。結局、中途半端なのが一番勿体ない、というのが私の持論です。

大きければ、鍋やフライパンも入れられます。朝・昼の2食分の食器をまとめて1回で済ますこともできます。

食洗機で100%済ます、という考えは避けよう

たまに食洗機のレビューで、食洗機を導入したものの食器洗いがゼロにならずがっかりしたというものを目にします。厳しいことを言うようですが、私からしたらそれは本人の事前調査不足、イメージ不足です。なにも調べず食洗機にすばらしいイメージを抱いていたのでしょう。

食洗機に対応していない食器もあれば、さすがに大きすぎて入らない食器・調理器具もあります。手洗いをゼロにするには、食洗機ありきで食器・調理器具を一新するくらいは必要でしょう。でも、手洗いがゼロに出来ずとも、ほとんどの食器は食洗機が洗ってくれます。手洗いの食器量が大幅に減るのは間違いありません。それだけでも十分時短になります。

食洗機に入れていいもの、ダメなもの

ちなみに、食洗機非対応の食器もあるので、使用可否はよく確認しましょう。食洗機は、高い水温・高圧の水流・強力な洗剤で食器を洗います。そのため、熱に弱いものや軽いもの、変色しやすいものは食洗機で洗うことができません。ただ、これはあくまで食器側を守るための注意書きです。ある程度材質のことを理解していて、最悪、食器が傷んでも気にしない、ということであれば食洗機非対応でも私は食洗機に入れてしまいます。主にはガラス製品、樹脂製品に多いですね。そこは自己判断です。

絶対入れてはいけないものの一つが「強化ガラス」です。鍋の蓋などがよく強化ガラス製になってます。強化ガラス製のものは、高温になるとガラス内部の異物や小さな傷が原因で粉々に割れる恐れがあります。これは食洗機自体を故障させる要因になります。蓋のシールに「強化ガラス」というシールが貼られていることが多いと思いますので、必ず確認しましょう。

「強化ガラス」と勘違いしやすいのが「耐熱ガラス」です。私の妻もあまり違いを理解していませんでした。ガラスの急須などが該当すると思います。

ガラスの種類によって食洗機に対応しているかどうか、こちらのWEBサイトを一読されるのが良いかと思います。ですが、基本は各食器に記載されている注意書きをきちんと読むことが大事ですね。
ガラスって食洗器かけて良いの?ガラスの種類によって違います!

またフッ素コーディングされたもの(フライパン等)は、洗浄時の熱でフッ素コーディングがはがれる恐れがありますのでご注意ください。基本的には食洗機の使用は避けるべきです。

PanasonicのWEBサイトでもっと詳しい解説がありますので、こちらもご確認いただくとよいと思います。

【卓上型】食洗機で洗えないものは

分岐水洗タイプで徹底的に時短にこだわる

当たり前ですが、食洗機には水を入れる必要があります。この給水の仕方は2種類あります。ひとつはキッチンの蛇口に分岐水洗を設けて、水道から自動で給水・排水をする分岐水洗タイプ、もう一つはカップ等で手差しで給水するタイプです。

これは各ご家庭のキッチンの蛇口の事情にもよりますが、出来るのであれば分岐水洗を設けて自動給水できるようにすることをお勧めします。

これは想像力を働かせて、ご自身がどこまでの手間が許容できるのかを考えましょう。私の場合、せっかく時短できる食洗機を買ったのに、使うたびに水を手差しで入れるのは面倒極まりない、と判断しました。分岐水洗を設置して、水道からホースを食洗機につなげば、食洗機のスイッチを入れれば勝手に給水してくれます。ここまで手間を徹底的に省こうと決めました。

いろんなレビューを見た中で、手差しタイプの食洗機を使用していたが結局給水がめんどくさくて使わなくなってしまった、という人もいました。これではせっかくの食洗機がもったいないです。

食洗機を生かすなら、できれば分岐水洗タイプをお勧めします。

ちなみに我が家は賃貸ですが、管理会社に予め連絡をして分岐水洗を追加する許可を得ました。もちろん退去時には原状回復は必要です。分岐水洗や継手の調達から、設置まで私一人でやり切りました。DIYで楽しかったです。将来の退去時に原状回復できるように、行程の途中でこまめに記録用の写真を撮ったりしました。自信のない方は業者に依頼するのが良いかと思います。

まずは自分の家のキッチンの蛇口に合う分岐水洗があるかどうかをきちんと調べましょう。キッチンの蛇口のメーカと型式をメモして、そこから蛇口メーカのWEBサイトに行けば、ご自身の蛇口の型式に合う分水弁の型式が調べられる場合があります。1つのメーカでも分水弁が複数種類ありますので、選定にはご注意ください。わからなければメーカのお客様窓口へ問合せするのもよいかと思います。

自分で分岐水洗を取り付けようとした際に、大変参考になったタジマさんの動画です。

選ばれたのは卓上型食洗機シェアトップのPanasonicでした

私もあれこれ予算面など悩んだあげく、最終的に決めたのがPanasonic製でした。そのポイントは、これまでに紹介した大きさ、分岐水洗タイプであること、そして卓上食洗機のトップシェアであることの実績と安心感でした。

理由としてトップシェアであることを上げたのは、妄信的になっているわけではありません。

大手家電メーカーとしてはPanasonic一強であり、シェアもNo.1ということであれば、それだけ技術面でも洗練されている、故障時の交換パーツも長く在庫を持ことが期待できると考えているからです。

Panasonicのレギュラータイプは3種類

Panasonicのレギュラータイプは3種類あります。以下の上段からハイエンド、ミドルクラス、スタンダードです。スタンダードを基準に、ミドルクラス、ハイエンドがどのような仕様が付加されているのかを記載しました。

  • NP-TZ300(窓付き・エコナビ・80℃すすぎ・低温ソフト・自動ドアオープン・静電タッチ操作・ナノイーX)
  • NP-TH4 (窓付き・エコナビ・80℃すすぎ・低温ソフト)
  • NP-TA4

何が必要で、何が不要か、ご自身で判断してどのモデルにするかを決めましょう。

私の場合、選んだのは「NP-TH4」でしたが、1万円ほど安く買える「NP-TA4」でも十分だったかぁという思いはあります。窓付きは不要、80℃すすぎ・低温ソフトも結局使っていない、エコナビはどのくらい電気代のメリットになるのかイマイチよく分からない、というのがその理由です。

窓付き

窓が付いていて、中がのぞけます。のぞけますが、すりガラスのようなモザイク掛かっているので庫内がクリアに見えるわけではありません。「あ~洗浄しているなあ」という雰囲気が分かるだけです。ぶっちゃけ要りません。一番最初はわくわくすると思います(笑)

エコナビ

これは給水の水温や室温に合わせて適切な温度設定にすることでエコに運転してくれる機能、らしいです。使う側からすると目で見えないのでピンときませんが、エコナビ運転をした方が若干消費電力が安くなるという内容が取扱説明書などに記載されています。冷水ではなく温水を入れたら、その温度を検知して消費するエネルギーを抑えてくれる、というものでしょう。

取扱説明書の例では、エコナビありとなしとで1回につき0.02kWhの差があると記載されています。電気料金の目安単価27円として、ちょっと計算してみましょう。食洗機を50回使ったときに電気量の差は1kWhです。1日2回使用を1年間365日続けたとして、単純化して年間の使用回数を約700回としましょう。700÷50=14kWhの差。14kWh×27円/kWh=378円/年。購入代金の差、10,000円÷378円/年=約26年。さすがに、同じ食洗機を故障もせず26年使い続けるというのは現実的ではないかもしれません。

エコナビで受ける電気料金の差は、それほど大きくはないと言えるでしょう。そのほかの機能(80℃すすぎ・低温ソフト)にも魅力があって活用するというのであれば「NP-TH4」の選択は良いかもしれませんが、私のように80℃すすぎ・低温ソフトも使わず、ずっと標準モードだけで使っているような人には、1万円ほど安い「NP-TA4」で十分だったと、今になって思うところです。

80℃すすぎ・低温ソフト

「80℃すすぎ」は、最終のすすぎ工程の水温を80℃で行うというものです。基本工程は50℃程度のようです。80℃という高温で、ギトギトの油汚れもきれいに落ちます。

耐熱温度の低いプラスチック製品を洗いたい場合は、「低温ソフト」モードが使用できます。

私の場合ですが、もったいないことにこの2つのモードどれも使っていません。

結局ですね、ずぼらな人が楽をしたくて時短家電を買っているのに、毎回マメにボタン操作してモード切替をするかのか?という話です。結局、めんどくさくてそれすらやらないんですよね。私はずっと標準の洗浄モードです。そしてそれで困ったことがありません。Panasonicの食洗機が優秀なんです(笑)

多少気を付けていることと言えば、明らかな固形物の汚れは事前にシンクで水洗いして落としてから食洗機に入れることくらいでしょうか。そして食洗機用洗剤「キュキュット」を入れれば十分汚れは落ちます。

自動ドアオープン・静電タッチ操作

使い勝手面を向上させてくれる仕様ですね。私の「NP-TH4」は自動ドアオープンはないため、洗浄完了後にピーっと音が鳴ったら食洗機を開けに行くという手間が生じます。閉めたまま放っておくのも中が蒸れて不衛生かと思い、終わったらすぐに開けるようにしています。なので、食洗機を回したまま外出ができない、という点がたまにもどかしく感じます。

一方「NP-TZ300」は洗浄が終わったら自動でオープンしてくれるため、食洗機をかけたままでも気兼ねなく外出できるというメリットがあります。

静電タッチ操作は、これ自体がメリットというよりもUIにメリットがあります。これには残時間が分かるという機能があり、それは「NP-TH4」にも欲しいなあと思うところです。「NP-TH4」はボタン式であり、かつ残り時間が分かるものがありません。

ナノイーX

これが必要かどうかは、個人的には疑問ですが。Panasonicのウリの技術ですから付加しないわけにはいかなかったのでしょうか。手洗いを食洗機が代わりにやってくれるだけで個人的には十分です。あまり除菌だなんだと潔癖にこだわりすぎるのもいかがなものかというのが私の意見です。

ナノイーXの活用方法についてはPanasonic公式サイトでの解説をご覧ください。
食器洗い乾燥機(食洗機) | Panasonic

以上、各モデルの主要な差異仕様をご紹介しました。価格と欲しい機能をよく検討して選びましょう。

個人的なおススメはスタンダードな「NP-TH4」です。

食洗機のお手入れ

私のお手入れ方法をご紹介します。

食洗機用の洗剤はキュキュットを愛用しております。以前、食洗機用洗剤の仕様比較・まとめをしているYouTubeを見ておすすめされていたので、それにしました。今のところ特に不満はありません。

食洗機用洗剤のレビューが大変参考になったタジマさんの動画はこちらです。

お手入れは、週に1回です。まず残渣受けを取り出して受けに引っかかっている生ごみなどを取り除きます。といっても、普段から食洗機に入れる前に固形物は軽く落としてから入れているので、ほとんどありませんが。そうしたら、キュキュットをカップいっぱいまでいれます。(通常時はカップ1/3~1/2程度で使用しています)

あとはお手入れモードで運転するだけです。約2時間くらいかかります。

食洗機購入後1年半近く、毎日使い続けていますがお手入れはこれだけで他は何もしていません。そして気になるような汚れも今のことろありません。食洗機に入れる前に軽く水洗いをするのがポイントかと思います。

食洗機の乾燥

乾燥モードというものがありますが、私は使用していません。電気代の節約です。洗浄完了後は、すぐに食洗機の蓋を開けて、庫内のトレイを引き出して、あとは自然乾燥に任せるだけです。ちなみに、洗浄後は結構食器が熱くなっているのでご注意ください。割とアチアチです。その熱のおかげで、放って自然乾燥させるだけでも十分乾きます。

おわりに

いかがだったでしょうか。私がPanasonicの食洗機選びで悩んだ点、購入後の感想、その他いろいろ伝えたいことは伝えきりました。

皆さんの食洗機選びのヒントになれば幸いです。

では、また!

食洗機を設置するために、分岐水洗を自分で設置した記録はこちら↓

 

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