【お金の話】NISA改正くるか!?iDeCoは様子見するか?

どうも、枕屋です。

最近、個人投資家界隈で盛り上がっている話題にNISA改正がありますね。

いま話題になっている改正案の概要は、現在の時限付き制度を恒久化、そして拠出金額上限の拡大です。

まだ決定ではなく、これから議論するよって段階の話ですが。

一方で10月からはサラリーマンも企業型DC(企業型確定拠出年金)とiDeCoの同時加入が原則可能になりますね。

NISA、iDeCo、どちらも税制面でのメリットがあるので、資金に余裕がある人は利用しようと考えていることと思います。

しかし、そんなに投資に回すお金の余裕はないよ、という方もいるのでは。

私もそんな一人です。

私はついこのあいだまではNISA改正の話を知らず、iDeCo改正があるので早速iDeCoをやろう!企業型DCと同時加入だ!と意気込んでおりました。

が、ここに来てNISA改正の話を聞いたのでiDeCoの申請は一旦見送ることにしました。

このNISA改正の話がどうなるかもう少し様子をみて、拠出金額上限拡大・恒久化が決定されたらとりあえずNISA1本にすることとして、iDeCoはやめておこうかと考えています。

iDeCoは、始めたら基本的には途中解約が原則出来ない(拠出額の変更は可能)、60歳以降まで取り崩せない、という資金拘束のデメリットがあります。解約はせずとも、途中で一時積立を停止することもできますが、それも税制面でデメリットがあるのでおすすめはしません。それならば、拠出金額を最低額の月5000円に減額設定して、継続するほうが良いです。

定年まで順風満帆に資産形成できればよいですが、将来万が一、急に高額のお金が必要になり、運用中の資産までも取り崩したいとなった場合でも、iDeCoのお金は引き出せません。あくまで将来のリスクをどう考えるか、です。

私はiDeCoを毎月2万円やろうと思っていたところ、積立NISAの上限が(案ですが)40万→60万になるかもしれないと耳にしまた。

ということは、積立NISAの毎月拠出額を1.66万円アップ できます。

この額なら、優先順位としてはiDeCoをやるより先に積立NISAを枠上限まで使った方がいいなと思った次第です。

まだまだ資金余裕がある方は、両方上限までやるのもありでしょう。

私も、当初iDeCoで予定していた2万円と、積立NISA増額分1.66万円の差額として約5千円をiDeCoに回す、という手も考えられますね。

でも5000円程度なら、私はわざわざiDeCoに資金投入はやらなくていいかなぁ、という考えです。

特にiDeCoは、節税メリットがあるとはいえ、毎月口座管理手数料が余計にかかります。口座管理手数料の最低金額は171円から高いところだと589円と、金融機関によって異なります。多くの人は171円のネット証券口座で口座を開設するのではないでしょうか。(SBI証券、楽天証券、マネックス証券等)

口座管理手数料は小さい額かもしれませんが、毎月コストがかかっていると思うと、地味にストレスに感じることもありそうです。

そう考えると、資金拘束のないNISAの方が精神的に楽に続けられるかな、と思った次第です。

私の資産運用スタイルは専ら長期分散投資ですが、これに大切なのは途中で市場から退場せず長く居続けることです。そのためには自分のリスク許容度のなかで快適に投資ができるラインを見つける必要があります。

みなさんも自信のリスク許容度と向き合って、無理のない範囲で長期分散投資を続けていきましょう。

そのなかで、NISAがいいかiDeCoがいいか、両方いくかを選択されると良いかと思います。

とにもかくにも、NISA制度の今後の動きは要注目ですね。

では、また!

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