どうも、簿記の読み方すら最近まで知らなかった枕屋です。
学生の頃は『はくき?』とか読んでいました。お恥ずかしい。
そんな私も簿記に関心を持ち始めたのはリベ大の両学長の影響であることは、以前お話ししたところです。
きっかけのエピソードはこちら↓
今日は、簿記3級合格までの私流の道筋をご紹介します。ちなみに独学合格しました。
投資のことに関心を持ち始めると、自ずと個別株や企業の財務諸表の読み取り方についても手を広げたくなります。そんな個別株をきちんとやるなら、簿記の知識は必須です。と、リベ大などで学び、じゃあいっちょやるかと思い立ったのが2022年の正月でした。まぁ暇だったというのもありますね。
2021年に、個人的には結構ヘビーなとある国家資格に無事合格できたので、しばらくやることがゲームくらいしかなくなり、なんとなく暇を持て余していた、という感じでした。
さて、そんな簿記知識レベル1の、私の日商簿記3級合格の流れはこんな感じです。
1.図書館で、超初心者向けの読みやすい本を一冊借りて読み切る。
2.リベ大おすすめの簿記系YouTuber ふくしままさゆきさんの動画を徹底的にみる。
3.動画でインプットがある程度できたら、問題集を繰り返してアウトプットの練習をする
私は約1ヶ月で合格できました。といっても日数、月数で語っても仕方ありません。その日数の中のうち、どのくらいの時間を勉強に割いたかが重要なので、それは人によって全然違いますから。あくまで私の場合は上記期間で、勉強時間はせいぜい50~100時間というところでしょうか。時間集計しているわけではないので感覚ですが。
ひとつひとつ深堀していきます。
1.図書館で、超初心者向けの読みやすい本を一冊借りて読み切る。
これは、結果から言えばやってもやらなくてもどっちでもよかったかな、という感じです。知識ゼロのため、まずとっかかりが何か欲しくて超初心者向けの本を適当に借りて読みました。
2.リベ大おすすめの簿記系YouTuber ふくしままさゆきさんの動画を徹底的にみる。
これがまぁ最強ですね。簿記学習動画でこの人の右に出るものはいないでしょう。それほどです。暗記ではなく、理屈に基づいた説明を丁寧にこれでもかというほどしてくれるので、とても勉強になります。話も聞いてて面白いんですよね。
まずはとりあえず動画の再生リストを1周します。これである程度簿記の学習範囲の全体像をつかむことをお勧めします。そうしたら2週目で、今度は定着させるつもりでしっかり聞きこみます。ちなみに私はほぼ全て1.5倍速で聞いていました。時短、時短。(ふくしまさん、スミマセン。)
ふくしまさんは動画とリンクしたkindle本も出版しております。これも、動画はちょっと聞けないという状況のときにはテキストとして利用しました。ちなみに、私はAmazonプライム会員なので、これがタダで読めました。
これらでインプットは十分です。しかし、これだけでは「わかった気になっている」だけなのです。簿記の試験はアウトプットの練習が非常に大事です。
3.動画でインプットがある程度できたら、問題集を繰り返してアウトプットの練習をする
今までの動画やテキストで分かった気になっているだけでは簿記は合格できません。いざ問題を解こうとしたら、最初は思った以上に手が動きません。これこそがアウトプットの練習をしなければならない理由です。
アウトプットの練習として、私が用意したのはこちらの問題集でした。鉄板的な書籍のうちの一つです。
合格するための本試験問題集/TAC株式会社
12回分も解けます。十分です。
問題集で練習するのにも、ひと工夫してやってみました。私は3周はしました。
まずは問題集1周目です。このときは、大門1だけを第1回から第12回までやり、分からなかった点は都度ふくしまさんの動画やテキストで復習。次は大門2だけで1周、最後に大門3だけで1周。というスタイルをとりました。これで問題の出方や傾向が分かったら、次は問題集2週目です。
2周目では各回ごとに大門1~3までを通してやる、試験本番のスタイルを想定して解きます。これを第12回までやり切ったころにはほぼ合格圏内、という手ごたえになっています。
余力があれば最後の仕上げとして、問題集の頭から3周目です。3周目ではより正確に、より早く解くことにも主眼を置いて解き進めます。
ここまでやれば、かなり自信をもって日商簿記3級は合格できると思います。
最後はアウトプットの練習がモノをいいます。実際の試験はかなりスピード勝負です。一つの問題を悩んでいる時間はありません。このアウトプットの練習になるべく時間を割いたほうが良いです。
それでは、みなさんのご健闘を祈ります。